アートサロン寺子屋について

アートサロン寺子屋は、滋賀県彦根市にある、元寺子屋だった築300年の古い町屋を改修したアートスペースです。町屋造りの伝統と風格を維持しています。

当サロンでは、推薦するアーティストをギャラリースペースを通してアート作品を定期的に展開、発表しております。

熟練した技能を持ち、卓越した美しさを表現できるアーティストの発表のスペースであるとともに今後、国内外にアート作品をご紹介できるよう活動をしてまいります。

空間について

当館は江戸時代から300年の歴史を持つ建造物です。

2018年、耐震・防火補強の修復を終え、町屋の風情をそのまま残す歴史的文化遺産になっています。

所属作家

能面作家

伊庭 貞一

1951年に大津市に生まれる。古くから能文化が盛んで、竹生島や三井寺のように能の演目舞台になったところも数多い近江の地。しかし時の流れとともに能文化はなじみの薄いものとなってしまった。能面に魅せられ、近江の地で能面文化が盛んになることを目指して、能面打ち教室などさまざまな活動を繰り広げている。

画家

工藤 村正

1948年福島生誕、青森へ、水茎書院、間山陵風に師事、1964年東京へ、飲食関係を主にプロデュースをし、1980年に渡米し、ロサンゼルスに定住。1983年最初のNY ART EXPOに出展, 以降は3度の画商との契約を経て全米各地で個展の開催、また日本、欧州でも愛好家の増加に伴い、1993年クドウスタジオを設立し、若いアーティストの為の芸術文化サロンを開設。現在は日米間を行き来し、制作活動に励む。

美術家

Kristina Mar

1964年にポルトガル、コインブラに生まれる。198890年に、オポルト美術学校で彫刻を勉強する。199093年、アジアを旅行後、マカオにてグラフィック・デザイナーとして活動する。199394年には、滋賀県立陶芸の森に研修作家として滞在する。1999年から、京都にて陶芸作家として制作を始める。

画家

佐々木 麦

1963年に京都市に生まれる。1985年、京都精華大学洋画科卒業。滋賀の身近な風景と向き合いながら個展を中心に活動を進めてきた。益々広がる情報科社会の中で埋もれつつある伝統の絵画。流行やスタイルでなく古典を踏まえ現代に通じる絵画のあり方とは何か。その答えが自らの内面にあるはずだと信じ追求する。

木工作家

多治見 正勝

愛知県出身。木型職人として20年間、車・機械部品を木材で製作する。2007年に岐阜県高山市木工芸術スクールで、家具作りの基礎を学び、2008年、家具工房「華」を愛知県に開業する。2017年には、ギャラリー寺子屋「多治見 正勝   土橋 隆弘  作品展」を開催。各地のイベントで作品を発表している。

美術家

土橋 隆弘

1966年に大阪で生まれる。1985年から大阪デザイナー専門学校で学ぶ。1992年、株式会社SUWAガラスの里入社。1997年、三田市ガラス工芸館/兵庫。2000年、株式会社黒壁入社。2013年に独立。現在は、美術家として活動に励む。

陶芸家

中川 一志郎

彦根に生まれた湖東焼。今日まで百五十年という長い空白期を乗りこえて湖東焼と言えるほどのものを再興しようという声があがり県と市と有志の方の援助をいただき昭和六十一年に窯を築き制作を始め現在に至る。

ビーズアーティスト

前川 尚美

茨木市在住。NY在住の恩師と出会いオフルームと言う針と糸で編む手法で、ビーズアクセサリー作りを本格的に始めた。糸の引き具合や色会わせで色んな表情になるオフルームの奥深さに見せられて日々制作。自分らしく豊かに無限に広がるビーズアクセサリーの世界を楽しんでいきたいと思う。現在、工房でビーズ講習会を開催。

ガラス作家

増田 文彦

1971 滋賀県生まれ
1993 株式会社黒壁入社、ステンドグラスデザイン制作
1994 グラスエングレービング技術留学/オーストリア ラッテンベルク
個展、グループ展
公共施設へのグラスワーク設置
2024 株式会社黒壁コールドグラススタジオ勤務

陶芸家

中村宏太郎

1980年 京都市に生まれる
2003年 龍谷大学経済学部卒業
2004年 瑞光窯京都陶芸スクールにて陶芸を学ぶ
2006年 京都府立陶工高等技術専門校修了、伊賀にて陶芸技術を学ぶ
2019年 滋賀県甲賀市信楽町に工房を移す
2012年 京都高島屋美術工芸サロンにて個展開催。以降、14年、17年、20年、22年開催
2021年 岐阜高島屋美術画廊にて個展開催
2022年 京都陶磁器会館2Fギャラリーにて個展開催
2023年 米子高島屋美術画廊にて個展開催
2024年 大阪髙島屋美術画廊にて個展開催予定

画家

吉田 友幸

1983年に滋賀県大津市に生まれる。2004年にスペイン、マラガに行き、2005年に帰国。

現在 滋賀県東近江市にて制作。

滋賀、東京、岐阜、愛知、兵庫、京都、大阪、愛媛、ミシガン州、に於いて個展、グループ展を開催。

ステンドグラス作家

和田 友良

1950年に大阪市に生まれる。1974年、家業の硝子店に勤務。1978年、ベニス工房(大阪市) 技情塾にてステンドグラス学ぶ。1980年に、ステンドグラス工房『戸夢窓屋』を設立(豊中市)1987年、第4回公募ステンドグラス展奨励賞受賞。2019 ()戸夢窓屋退職。2020年、ジャポグラス スタジオ開設(兵庫県川西市)

全国各地にて個展(兵庫、大阪、東京、愛媛、高知、京都、島根、和歌山)

店主から

滋賀県彦根市生まれ。アートサロン寺子屋店主。
藤影着物専門学校で和裁を学ぶ。
1985年、えつ子和裁教室を滋賀県彦根市でスタートし、着物の縫製技術を教える傍、着物のコーデネートを行なってきた。

 

着物は、日本の伝統工芸で、幾つかの工程で多くの作り手が厳選した材料を選び、丁寧に技術を磨いてきた手工芸であり、貴重な文化遺産である。しかし、時代と共に風化し、徐々に取り残されている事に気づき「日本の伝統工芸をアートとして広めたい。」という想いで、2010年に築300年の寺子屋だった建物に出会い、ギャラリー寺子屋として活動を開始。

開業10年が経過し、2021年8月に屋号を“アートサロン寺子屋”と変更した。今後より一層、日本国内のみならず、海外にも日本の伝統工芸を広めたい。

作り手と使い手を繋ぐ場所でありたいという想いで、日本画、洋画、油絵、工芸、着物など古典から現代アートまで取り扱い、今後も伝統と芸術が融合したアートを展開していきたいと願っている。

お問い合わせ

アートサロン寺子屋

店舗 滋賀県彦根市河原2-3-6
TEL 0749-22-1601
FAX 0749-22-1601
メール info@artsalonterakoya.com
代表者 川添悦子
設立 着物サロン1985年
アートサロン2010年
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